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講談・落語「荒大名の茶の湯」福島正則たちの面白エピソード

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講談・落語「荒大名の茶の湯」福島正則たちの面白エピソード


「荒大名の茶の湯」というのは「難波戦記」の一部です。
「難波戦記」には大阪の陣や真田幸村のことが詳しく書かれています。
 
豊臣秀吉がなくなった後に秀吉に仕えた荒大名7人が団結をします。
これに驚いた「徳川家康」が荒大名7人を味方につけようとお茶の席に招待する物語です。
荒大名たちは、子供のころから戦(いくさ)に明け暮れている荒くれ者ばかりです。
茶の飲み方や挨拶を知らず、戸惑い、驚き、笑い、不安を感じて珍騒動を引き起こします。
この物語は講談にしては珍しく、頭から終わりまで滑稽な描写が続くため、落語にも移植され「荒茶の湯」などの演題で頻繁に演じられております。
またこの物語は子供向けの絵本としても出版されており、子供たちからも絶大な支持を集めています。

 

 

七人の荒大名とは 

細川忠興

   荒大名の中では唯一の教養人、茶人としても有名で千利休の七哲の一人にも数え           られるほど。

加藤清正

   賤ケ岳の七本槍(しずがたけのしちほんやり)の一人、後の熊本城藩主。

荒大名の中では知名度が最も高い。

 

池田輝政

「名将言行録」によると、人となりは剛直で、下の者に臨む態度は寛容で、得業を賞して顕彰した。口数の少ない寡黙な人物だったと言われる。

世界遺産にもなっている、姫路城の初代藩主である。

浅野幸長

砲術家。鉄砲の名手で「天下一」と称されたほどの腕前。

学問も熱心で、諸大名からも一目を置かれていたほどに武勇にも優れた歴代の勇将であった。

加藤嘉明

加藤清正、福島正則と共に「賤ケ岳の七本槍」のメンバーである。

 

黒田長政

福岡藩を開き博多の基礎を築いた人物。

数々の逸話を持ち、加藤清正の虎退治も実は、長政とその家臣の功績との説がある。

戦国時代随一の軍師「黒田勘兵衛」の嫡子である。

ウルトラマンに出てくる、古代怪獣「ゴモラ」の頭は「黒田長政」の兜がモチーフになっています。

福島正則

賤ケ岳の七本槍」では筆頭に挙げられ、秀吉から名槍「日本号」下賜った。

「武断派」であり「武闘派中の武闘派」である。

七人の荒大名の中でも筆頭の荒くれ者である。

 

【荒大名の茶の湯】あらすじ

 
物語は、秀吉がが亡くなったあと、秀吉恩顧の七人の荒大名が団結します。
これに驚いたのが徳川家康で、この七人を敵に回せば天下をとることが出来ないと考えます。
そこで軍師の本田佐渡守に相談すると、佐渡守は自分の屋敷の中に立派なお茶室を造らせ、大名七人に茶の湯の招待状を出したのです。
この大名たちは幼少のころから戦いに明け暮れていたので、細川を除いて茶などやったことが無い。
細川だけは千利休に師事し「三斎」という号を持っています。他の6人は細川に茶の飲み方を尋ねると、教えるのは難しいと悟り、「ただ拙者の真似をしていれば良い」といいます。
茶の席では大きな茶碗に入った茶を順々に回して飲み、茶を誉める。最後の者を「詰め」という。戦いでいえば殿(しんがり)である。詰めの役は福島正則が務めることになります。
本田邸に着くなり、滑稽な7人の行動が続きます。
それを見て笑ってはいけないはずのお茶会で本田佐渡守が「ぷぷーっ」と噴き出します。
大真面目な加藤清正は終始失敗に気づき、手が震え、肝心の抹茶のお椀の中に自分の長い”ひげ”を落としてしまいます。またしても大失敗で、髭がお茶を全部吸いあげてしまい、お椀の中がからになってしまいます。慌てて絞り戻したお茶を、横でしっかり観ていた池田照正はそれを呑むことが出来ずに、吐き戻します。
さらにそれを見ていた浅野行長「まだ髭のしぼり汁のほうがましだった」と言いそのまま次に渡します。そして、その次の加藤嘉明も当然、飲まずに隣に渡しました。
黒田長政もそのまま、殿(しんがり)で詰めの福島正則にお茶の入ったお椀を渡しました。
最後の福島正則にまでお椀が届いた時には「中身が減るどころか少し増えているではないか?」しかし殿(しんがり)の詰めの役を意地でも努めようと無理に全部飲み干しました。そして決まり文句の茶を誉めるところですが・・・・「うぇ~まずい~」
 
主催の本田佐渡守は終始笑いをこらえたり、席を外したりしていました。
そして「こんな面白いお茶会は初めてです」
 
終始お粗末なお笑いでしかない中で繰り広げられる「荒大名の茶の湯」を是非お楽しみください。
 
その後は座敷を移して酒宴が開かれ、そこには途中から家康も参席します。
こうして家康は荒大名7人を味方に引き入れたという。