アベンジャーズのフェーズ2全6作品をわかりやすく解説#まとめ
ウルトロンはトニースタークが作ったのか?
キャプテンとソーを筆頭にトニーを問い詰めるシーンが印象的です。
トニーは前回の戦いで宇宙人の侵略を防いだが、まだ安心できないと語る。
宇宙にいる敵とどう戦うか、ここでキャプテンとは意見が食い違ってしまいます。
結果的にウルトロンが暴走したことに、トニーは反論できませんでしたが、先を見据えていたトニースタークの活躍は、フェーズ3で証明されました。
全作品をわかりやすく解説
アイアンマン3(2013)
トニースタークは、前回の宇宙人襲撃の時には命をかけて地球を守りました。
最後のシーンで宇宙から奇跡的に生還して、ハルクに抱きかかえられながら、一命をとりとめました。印象にのこる名場面です。
しかし、そのことがトニーにとっては、トラウマになり、眠れない日々が続いていました。
そこで、気が済むまで、アイアンマンスーツを作り続けたのです。そうして生まれたのが、マーク42までの素晴らしい出来栄えのアイアンマンスーツでした。
そんな時、過去にあった、出来事が引き金となり、悪の科学者キリアンがトニーを恨んで攻撃を仕掛けてきました。
エクストリミス・ソルジャーという最強の人間兵器を使って、悪の限りを行っていました。
トニーはすべてのアイアンマンスーツを使って、敵を倒すことが出来ました。そしてぎこちなかった 恋人のペッパーとの関係も修復出来て、アイアンマン依存症も一時的には回復したようです。しかしトニーの不安がすべて解消したわけではなかったのです。
このことがウルトロンという恐ろしい怪物を生むきっかけにもなっていたようです。
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013)
ソーはアベンジャーズの中でも、最強の部類に入る、唯一無二の存在です。エイジオブウルトロンでのアベンジャーズのなかで特に強さが目立っていました。
この作品では、エーテルと呼ばれるインフィニティストーンのひとつリアリティストーンが暗躍しています。
この時に、アスガルドの王妃フリッガが敵のカースによって殺された。
最終的にソーはジェーンたちと協力して、敵を葬ることに成功する。
このことは後の、アベンジャーズインフィニティウォーやエンドゲームでつながってくるような内容になっている。
この映画を観ておくことで、フェーズ3がおもしろく観られます。
リアリティストーン(赤い液体)
現実を操る リアリティストーンは、物質を変化させたり幻覚を生み出すことができます。
『インフィニティ・ウォー』では、このストーンの力によりスターロード(ピーター・クイル)の銃がシャボン玉に変わりました。
『マイティー・ソー/ダーク・ワールド』では、ジェーンの体内に液体化したリアリティストーンが入ったことで物語が展開しました。
石ではなく液体の姿で現れたため、「まさかインフィニティストーンだとは」思いもしませんでした。
おそらく賢者の石がモデルとなっています。
賢者の石は中世から「赤い液体のような姿」だったと言われており、リアリティストーンの別名エーテルもそこから来ていると思われます。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)
この映画は後の作品を楽しむためには欠かせないキーワードがいくつも出てきますので、見逃せない作品のひとつだと思います。
まず、ウィンターソルジャーというヒドラが開発した、超人兵士が出てきます。
ヒドラというナチスの悪の組織も度々アベンジャーズには登場します。
そしてキャプテンアメリカも同じ超人兵士です。
ヴィブラニウムという、金属も登場します。
キャプテンアメリカの盾とウィンターソルジャーの左腕に使われています。
ウィンターソルジャーことバッキーバーンズはフェーズ3ではアベンジャーズに加わります。
S.H.I.E.L.Dの長官ニックフューリーとその工作員である、ブラック・ウィドゥことナターシャも活躍しています。
とにかく見どころ満載の映画です。
ヴィブラニウム
ヴィブラニウムは、マーベル・コミックやマーベル・シネマティック・ユニバースに登場する架空の金属です。ワカンダで産出され、ブラックパンサーのスーツに使用されています。人工的に作られる南極産のものもあり、アンチメタルと呼ばれています。また、キャプテン・アメリカの盾の素材としても知られています。ヴィブラニウムは、ダイヤモンド以上の硬度を持ち、ウラン以上のエネルギーを放出します。振動と運動エネルギーを吸収して硬度を増し、治癒力を活性化させる効力もあります。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014)
この映画もフェーズ3につなぐ大事な作品です。
スターロードとガーディアンズのほかのメンバーがどのようにして出会い結成されたかを、とても楽しく、描かれています。また挿入歌がとても素晴らしい選曲なのも特徴です。次回作の「ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーリミックス」と合わせて観賞することをお勧めします。
MCUの作品が宇宙へ飛び出した、と言える、とてもいい映画です。
アベンジャーズとの接点はあまりなくて、宇宙でソーと遭遇する位ですが、敵のサノスとはちょいちょい絡んでいます。インフィニティーウォーでは、とても大事なシーンがあります。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
フェーズ2のクライマックスです。
アイアンマン3でPTSDやパニック障害、そして不眠症を克服した、トニースタークですが、この映画の冒頭で、敵であるヒドラを壊滅させたときに、敵のスカーレットウィッチの術にかかり、幻覚を見せられてしまいました。その内容は「アベンジャーズが全滅する」というものでした。
そのことでトニー・スタークは、また神経過敏になり、ウルトロンという怪物を生み出してしまうのでした。ウルトロンは、自ら、生命と知能を持ち、自分の機械の身体を作り、去っていきました。
トニーとバナー博士は次に本当に作りたかったヴィジョンを作ることにしました。
キャプテンアメリカが反対する中、ソーが手を加えヴィジョンが誕生しました。
ワンダとピエトロもアベンジャーズに加わり強敵ウルトロン軍団との決戦が始まります。
ウルトロンは身体が消滅してもインターネットでどこへでも逃げられるので、まずヴィジョンがそれを阻止しました。永い戦いの末にワンダの双子のピエトロが命を落とし、犠牲が出ましたが、アベンジャーズは勝利します。
特筆すべきは、この戦いではハルクの精神状態がとても複雑に混乱していました。
ハルクを制御できないバナーの苦悩が描かれています。
最後のシーンではS.H.I.E.L.D.のジェットに乗ってひとりでどこかへ飛び立っていきました。
この続きはフェーズ3での「マイティ・ソー/バトルロイヤル」でソーと再会します。
そして アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018)まで宇宙に滞在します。なので、シビルウォー/キャプテン・アメリカ(2016)の時は不在となりました。
この戦いでワンダとヴィジョンが加わりトニースタークが懸念する宇宙のラスボスとの決戦に備えるようになります。
アントマン(2015)
フェーズ2の最後の作品「アントマン」にはフェーズ3の後半「エンドゲーム」で勝利するための重要アイテム「ピム粒子」とそれをアベンジャーズに伝授する役目を担う「スコット・ラング」が登場します。
この次の作品「シビルウォー」にもキャプテンアメリカ側の助っ人ととして大活躍しています。小さくなったり、大きくなって巨大化したりとアベンジャーズの中でも異色のヒーローとして楽しめます。
スコット・ラングには天才ハンク・ピム博士やその娘のホープ、そして頼もしい仲間たちもいます。ルイスのおしゃべりは面白い。あとなんといっても、一番頼りになるのは、いろんな種類のアリたちではないでしょうか?ピンチの時は必ず助けに来てくれます。
アベンジャーズとの絡みがほとんどないので、この作品は、単独のストーリーとしても十分楽しめる内容になっています。
アベンジャーズフェーズ2の6作品を超簡単にまとめると!!
アイアンマン3(2013):トニー・スタークが過去の心の傷と向き合い、新たな敵マンダリンと戦う物語。
マイティ・ソー/ダーク・ワールド(2013):ソーが闇のエルフ・マレキスと戦い、エーテル(リアリティ・ストーン)の力を封印しようとする冒険。
キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014):キャップが古い友人であるバッキー・バーンズ=ウィンター・ソルジャーと対決し、S.H.I.E.L.D.の腐敗を暴くストーリー。
ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー(2014):スターロードと仲間たちが銀河を守るために団結し、インフィニティ・ストーンの一つを巡る壮大な冒険。
アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015):アベンジャーズが自ら作り出した人工知能ウルトロンと戦い、世界を守るために奮闘する物語。
アントマン(2015):スコット・ラングがアントマンとなり、特許技術を守りながら新たなヒーローとして成長していくストーリー。
まとめるとアイアンマン3(2013)で始まりアベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)で最高に盛り上がって、アントマン(2015)で次回のフェーズ3につながっていくような流れです。
アベンジャーズシリーズ時系列
(フェーズ1)
- アイアンマン(2008)
- インクレディブル・ハルク(2008)
- アイアンマン2(2010)
- マイティ・ソー(2011)
- キャプテン・アメリカ/ザ・ファースト・アベンジャーズ(2011)
- アベンジャーズ(2012)
(フェーズ2)
9. キャプテン・アメリカ/ウィンター・ソルジャー(2014)
11. アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015)
12. アントマン(2015)
(フェーズ3)
14. ドクターストレンジ(2016)
15. ガーディアン・オブ・ギャラクシー:リミックス(2017)
18. ブラックパンサー(2018)
20. アントマン&ワスプ(2018)
21. キャプテンマーベル(2019)
(フェーズ4)
24. ワンダヴィジョン(2021)
26. ロキ(2021)
27. ブラックウィドゥ(2021)
28. シャン・チー/テン・リングスの伝説(2021)
29. エターナルズ(2021)
30. ホークアイ(2021)
31. スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021)
32. ムーンナイト(2022)
33. ドクターストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022)
34. ミズ・マーベル(2022)
35. ソー:ラブ&サンダー(2022)
36. シー・ハルク:ザ・アトーニー(2022)
37. ブラックパンサー/ワカンダ・フォーエバー(2022)
38. アントマン&ワプス:クアントマニア(2023)
39. ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー:VOLUME3(2023)
アベンジャーズフェーズ3の解説まとめ記事はいかがでしたか?
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