AmazonPrimeVideoゴジラ キング・オブ・モンスターズ
モンスター・ヴァース作品
「モンスター・ヴァース」[1][2]（英: MonsterVerse）は、レジェンダリー・エンターテインメントが製作し、ワーナー・ブラザース・ピクチャーズが共同で製作・配給する、ゴジラとキングコングを主人公とした一連の怪獣映画を中心としたアメリカ合衆国のメディア・フランチャイズであり、シェアード・ユニバースである。
第1作は、『ゴジラ』のリブートである『GODZILLA ゴジラ』（2014年）であり、『キングコング』のリブートである『キングコング:髑髏島の巨神』（2017年）、『ゴジラ キング・オブ・モンスターズ』（2019年）、『ゴジラvsコング』（2021年）と続く。このフランチャイズは、全世界で合計16億ドルの興行収入を記録し、批評家からもおおむね好評を博している。
シリーズ第３作
シリーズ第3作。『GODZILLA ゴジラ』から5年後の世界を舞台に、復活した神話時代の生物たちとゴジラの戦い、それによって引き起こされる世界の破滅を阻止しようとするモナークの活躍を描いている。本作品ではゴジラ以外にもモスラ・ラドン・キングギドラが登場するほか、『GODZILLA ゴジラ』に登場した芹沢猪四郎（渡辺謙）、ヴィヴィアン・グレアム（サリー・ホーキンス）が引き続き登場する[42][43]。
当初、レジェンダリーはエドワーズに引き続き監督を務めてもらう予定だったが、彼は小規模な映画作品に取り組むために監督を降板した[44][45]。2017年1月に、マイケル・ドハティが監督に就任することが決定した。元々は脚本のみ担当する予定だったが、レジェンダリーとの信頼関係が構築されているドハティが就任することになったという[46]。撮影は親会社である大連万達グループが所有する青島市の青島東方影都で、『パシフィック・リム: アップライジング』と共に撮影を行うことを発表した[47]。主演には『ストレンジャー・シングス』の好演で有名となった子役ミリー・ボビー・ブラウンが抜擢され、撮影は6月19日からアトランタで開始される[48][49]。2月には、2005年版『キング・コング』でブルース・バクスター役を演じたカイル・チャンドラーとヴェラ・ファーミガが、ブラウンが演じる子供の両親役で出演することが判明した[50][51]。
2018年7月21日、当時開催中だった「コミコン・インターナショナル2018」で実施された本作品のプレゼンテーションに主要俳優陣とドハティが登壇して予告編が解禁され[注 1]、ベアー・マクレアリーが音楽を担当することや、原典作品の怪獣のテーマ曲もアレンジして使用することが発表されたほか、ゴジラ・モスラ・ラドン・キングギドラ以外にも怪獣が登場することが、ドハティによってほのめかされている[53][54]。
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予告編
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ストーリー
サンフランシスコの悲劇から5年（全作「ゴジラ」シリーズ第１作目）巨大怪獣の調査機関「モナーク」のことが公になる。世界各地で休眠中だった怪獣たちが次々と発見され、それを研究するため前哨基地が建てられた。
中国・雲南省の古代遺跡では、モナークの科学者エマ・ラッセル博士とその娘マディソンらが孵化した「モスラ」の幼虫との交信を試していた。突然モスラが暴れだしたが、エマが怪獣と交信できる装置・オルカを使用して幼虫の気を静めることに成功した。
しかしそこへ、環境テロリストのアラン・ジョナ率いる傭兵部隊が基地を襲撃して、エマとマディソンがオルカと共に連れ去られてしまう。
怪獣殲滅を訴える政府に対して、モナークの科学者・芹沢猪四郎博士は、怪獣との共存が必要だと説く。雲南省で起きた事件の知らせを聞いた芹沢博士らは、元モナークの一員で別居中のエマの夫マークに協力を要請して、エマとマディソンを救出するために共に行動する。一方アラン・ジョナたちは南極に眠る「モンスター・ゼロ」を目覚めさせようと南極の基地を襲撃し占拠する。そして「モンスター・ゼロ」復活の作業を開始する。察知した、ゴジラも南極に移動する。マークと芹沢博士のモナークたちも南極へと向かう。到着したモナークの兵士とジョナの傭兵たちが銃撃戦を繰り広げる中、マークは妻子のエマとマディソンに再開する。だがエマは爆弾で氷塊を爆破し基地を崩壊させてしまう。ジョナはエマとマディソンを連れて逃亡し、マーク達も無事に崩壊から逃れるが、エマがオルカを起動させてモンスター・ゼロを復活させる。モンスターゼロにマーク達は追い詰められるが、そこへゴジラが出現。南極にて、ゴジラとモンスターゼロの戦いが始まる。モンスターゼロが空中へ逃亡、それを追いゴジラも海中へ消え去る。エマの行動から自らの意思でテロリストに協力しているとマークは皆に言及する。そこへエマの生命が届く、彼女は「人類の文明活動が原因で崩壊寸前の地球環境を修復するためには、地球の免疫である怪獣による破壊と再生が必要」と主張。オルカをつかって全世界の怪獣を眠りから目覚めさせようする。そしてまずは火山から「ラドン」が目覚め、ちょうど現れたモンスターゼロとの戦いになった。ラドンが敗れたところへゴジラ登場、モンスターゼロの三つの首のひとつを食いちぎる。そこに米軍が怪獣殲滅用に開発した新兵器・オキシジェン・デストロイヤーを搭載したミサイルを放つ。モンスターゼロには通用せずその場から飛び去る。しかしゴジラは生体反応が消失してしまいます。モンスターゼロはイスラ・デ・マーラの火山に降り立ち食いちぎられた首を再生して雄たけびをあげる。すると、世界各地の怪獣たちが次々と目覚めていく。
アイリーンの調査でモンスター・ゼロの正体がギドラであると判明。そしてギドラは宇宙生物であること、地球の生態系を破壊して環境を作り替え、支配しようとしていることが分かった。エマもそれに気づいて、自分の計画が波状したことを知る。
マークたちはゴジラを復活させるため核弾頭を積んだ海底に沈む魚雷の元へ向かう。そして芹沢博士が一人犠牲になり、ゴジラの目の前で手動で起爆させる。「さらば…友よ」と言い残して。ゴジラはそのエネルギーを吸収して一回り大きくなりパワーも増した。いよいよキング・ギドラとの最終決戦に挑む。
登場人物・キャスト
マーク・ラッセル博士
俳優：カイル・チャンドラー
生物学者。サンフランシスコの悲劇で最愛の息子アンドリューを亡くし、所属していたモナークを退社。妻のエマとも疎遠になる。
エマ・ラッセル博士
女優：ヴェラ・ファーミガ
モナーク幹部の純古生物学者。息子を失いながらも怪獣と人類の共存を主張している。
実は、怪獣による地球環境の再生を目論んでおり、自分からジョナの連絡して計画を実行に移した。共犯者である。
マディソン・ラッセル
女優：ミリー・ポピー・ブラウン
マークトエマの娘で現在12歳。母のエマと共に怪獣との共存を目指す。
モナーク/MONARCH
世界各国の怪獣たちの研究、調査をおこなう国際研究機関。
芹沢猪四郎博士
俳優：渡辺謙
モナーク幹部の古生物学者であり、モナークのリーダー的存在。
アイリーン・チェーン博士/リン・チェン博士
女優：チャン・ツィイー
双生児のモナークの考古人類学者姉妹。
リック・スタントン博士
俳優：ブラッドリー・ウィットフォード
モナークの生物物理学者。
ヴィヴィアン・グレアム博士
女優：サリー・ホーキンス
モナーク幹部の古生物学者。
その他
アラン・ジョナ
俳優：チャールズ・ダンス
元イギリス陸軍大佐、元MI-6のエージェント。傭兵部隊を率いて各地で暗躍している。
登場怪獣
ゴジラ/GODZILLA
２億7000万年前のベルム紀において生態系の頂点に君臨していた巨大生物の末裔。
キング・ギドラ
宇宙から来た最強のモンスター。知的で、地球の怪獣たちを支配しようと目論む。
当初はモンスター・ゼロというコードネームで呼ばれるが後にアイイリーン博士の調査により無敵を意味する、「ギドラ」と呼ばれていたことが判明する。
モスラ
モナークが「怪獣の嬢王」と呼び、ゴジラとは共存関係にある。
ラドン
メキシコの火山島イスラ・デ・マーラの活火山に眠る翼竜型の怪獣。
この映画の感想とまとめ
日本人にはおなじみのキングギドラ、モスラ、ラドンがハリウッドリメイクとして登場する。ゴジラファンにはたまらないシュチエーションである。しかもチョーかっこよく描かれている。日本版では、キングギドラが宇宙から突然降りてきて、対する地球の正義連合軍、ゴジラ、モスラ、ラドンで迎え撃つ。そんな面白いストーリーだった気がする。ハリウッド版のほうが断然面白いのは言うまでもない。しかし長い年月をかけてゴジラたちがスクリーンで活躍する姿を観られたことが、胸を躍らせずにはいられない。またこれからの、ゴジラやコングに注目していきたい。
モンスター・ヴァース（MonsterVerse)制作の作品
レジェンダリー・エンターティメントが制作し、ワーナーブラザーズ・ピクチャーズが共同で制作・配給する、ゴジラとキングコングを主人公にした一連の怪獣映画を中心としたアメリカ合衆国のメディア・フランチャイズであり、シェアード・ユニバースである。
第一作：GODZILLAゴジラ(2014)
第二作：キングコング：髑髏島（どくろとう）の巨人(2017)
第三作：ゴジラ・キング・オブ・モンスターズ(2019)
第四作：ゴジラVSコング（2021)
第五作：Godzilla×Konng:The New Empire(2024)
これまでの4作品すべてご紹介した来ました。あわせて読んでみてください。
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