僕はコーヒーがのめない☕⑦堂々完結
この漫画は2014年8月4日に第1巻の初版本が出ています。
「週刊ビックスピリッツ」に2014年から連載されています。
その次の年の2015年に日本にサードウェーブが上陸しています。
本書第7巻の発売日2017年2月4日です。
このマンガ「僕はコーヒーがのめない」ではサードウェーブのブームを描いています。
サードウェーブに欠かせない、焙煎の技術ついて詳しく述べています。
コーヒー豆は様々な工程を経て一杯のコーヒーとなります。
焙煎の工程もその一つです。
「僕はコーヒーがのめない⑦」のあらすじ
主人公の花山太一達TDCは、最高のコーヒーを競い合うプロジェクト【王様コーヒー】対決に向け、天才焙煎師・花山大吉の協力を得る。太一の父である大吉は、コーヒー豆の素材の引き出す超浅煎り焙煎でサードウェイブをけん引していたコーヒー業界のパイオニアだ。
しかし、その素材を活かす焙煎も、豆によって合わないことがある。
特に、太一達のコナコーヒーとは相性が悪い。
果たして対決の行方は・・・感動のフィナーレで終わる、堂々の完結編です。
原作:福田幸江
作画:吉城モカ
監修:川島良彰(コーヒーハンター)
サードウェーブコーヒーとは
今世界中でブームになっている、サードウェーブとはどんなコーヒーなのでしょう。
サードウェーブコーヒーの特徴のひとつに、ハンドドリップが挙げられます。
そしてそれは、一杯ずつ丁寧にコーヒーを淹れるということです。
昭和時代の喫茶店ではコーヒーを一杯ずつ丁寧に淹れている光景がよく見られました。
サードウェーブの起源は日本からという説があるのはこのためです。
サードウェーブコーヒーのもう一つの特徴は浅煎りの豆です。
コーヒーの風味や品種を楽しむことが出来ます。
コーヒーの第4波について
コーヒーの第4波はもう来ているという声が上がっていますが、明確には、まだ定義されていないのが現状です。様々な意見があるだけです。
しかし、実際には、現在のコーヒーは品質も提供技術も向上していますので、必然的にこのことが第4波と言われていることも事実です。
現在ではサードウェーブやスペシャリティコーヒーを楽しむと言っても消費者には難しくわかりにくいと思います。
そして運営側も何とか打開していきたいと工夫しているようです。
その結果に生まれてくるものが次世代のコーヒーになると考えられます。
つまり消費者にとっても手軽に飲めるコーヒーが【第4の波】になると私は思っています。
コーヒー栽培の向上と進歩
その昔、まだ日本に品質の高い生豆が輸入されなかった時代は、味を悪くする欠点豆を取り除いたり、悪い味を隠すための焙煎をし、その店独自の味を出すためにブレンド配合に工夫を凝らしていました。
現在ではオークションなどで単一農園の中でも優れた畑のみで育てられ、ブレンドの必要のない生豆が手に入るようになりました。
コーヒーの焙煎に求められるもの
コーヒーは生ものですから毎年同じ品質になるとは限りません。そこで焙煎師が焙煎テストを繰り返し最適な焙煎度を決定します。
焙煎度とは、生豆の加熱程度を表す指標のことです。
大まかに、浅煎り、中煎り、深煎りの三段階、実際日本では、8段階にアメリカでは11段階に区別されています。
焙煎の8段階
- ライトロースト
- シナモンロースト
- ミディアムロースト
- ハイロースト
- シティロースト
- フルシティロースト
- フレンチロースト
- イタリアンロースト
焙煎度については、焙煎師の主観によるものが多く8段階の呼称は目安です。
焙煎度はコーヒーの風味に大きく影響します。
深煎りでは、苦みが強く、浅煎りでは酸味が強いなどです。
このシリーズはここから始まった。
最後にコーヒーハンター川島良彰さんの言葉です。
コーヒーはまだまだ未知なる可能性と影響力を秘めている。
これからコーヒーの世界は、第5波・フィフスウェイブに突入していくでしょう。
日本のホテルやレストランでも、料理と同じレベルでおいしいコーヒーが飲めるようになってほしいですね。
コンビニコーヒーは、なぜ高級ホテルより美味いのか (ポプラ新書)
いかがでしたか?
7回に渡り各単行本の紹介と共にコーヒーのお話をさせていただきました。
コーヒーが好きすぎて、つい手にした本書でしたが、無事に最後までご紹介することが出来て良かったと思います。
今後もコーヒー話は続きますのでよろしくお願いします。
最後までお読みいただきありがとうございます。
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