コーヒー好きがコーヒーを語る
コーヒーファンのみなさま!そしてなんとなくコーヒーが好きな方々、今回のお話はコーヒー社会のサードウェーブとスペシャリティーコーヒーについて調べたことをお話しします。
ファーストウエーブとセカンドウェーブ
ファーストウェーブ(第一波)とは
19世紀後半~1960年に起こったコーヒーブームで、安くて、手軽で、これまで上流階級など、一部でしか、飲まれていなかったコーヒーが世界中であっという間に広く飲まれるようになりました。インスタントコーヒーや缶コーヒーもこの時に登場しました。
セカンドウェーブ(第二波)とは
1960年~1990年に起こった
それまでは、アメリカンコーヒーといわれる浅煎のコーヒーからより上質のコーヒーを提供するイタリア系の深煎り焙煎のお店が流行しました。アメリカのシアトル系のお店で、みなさんもよく知っている
スターバックスコーヒー
ターリーズコーヒー
マックカフェ
シアトルズベストコーヒー
ピーツ・コーヒー&ティ(スタバのモデルになった)
そういえば、ハリウッド映画のワンシーンで、フランスの有名俳優が「アメリカのコーヒーはまずくてのめない」、というセリフが有りました(笑)
1980年前後に日本では、フレンチ系の深入り焙煎アレンンジコーヒーが流行しました。
1996年にスターバックスコーヒージャパンが日本に来ました。日本ではこの時がセカンドウェーブです。
このときまで日本のコーヒーは独自の流行を歩んでいたように思います。
スターバックスの日本上陸とともに、イタリア系のエスプレッソを主体とするアレンジコーヒーが流行しました。マキアートやカフェ・ラテなどほかにもいろいろあります。
スターバックスは日本中に一大ブーム巻き起こし日本のコーヒーブームをけん引し続けています。
ライバルのカフェや喫茶店も日本中にあふれだしました。
そして第三の波が来てもスターバックスの人気はおとろえません。
サブブランド「スターバックス リザーブ」を全国に展開して、サードウェーブでもトップを独走しています。
サードウェーブ(第三波)とは
コーヒーの風味を重視するセカンドウェーブのさらに上質の栽培から品質向上を管理する。高級感のあるコーヒーが流行しました。
サードウェーブという言葉は。2002年ごろからアメリカでで使われ始めました。
実際には、1990年ごろから始まっていたそうです。
日本には2015年から流行し始めたそうですが。実際には2014年ごろからメーカが準備をしていたように思いました。
日本でサードウェーブと同時期に流行したスペシャリティーコーヒーとは?
一言でいうと厳選されたコーヒーのことです。
かみ砕いて説明すると、ますはコーヒー生産農園を厳選します。これが条件の8割を占めるそうです。あとは焙煎と、抽出です。そして、現在では、スペシャリティコーヒー協会の規格で認められたものだけがスペシャリティコーヒーなのです。
1980年ごろから実は日本の喫茶店ではスペシャリティコーヒーを提供していた。
KYEコーヒーの「トアルコトラジャ」はスペシャルコーヒーだった。
スペシャリティコーヒーの日本の流行もサードウェーブと同じく2015年でした。
このことがおそらく同じ意味に勘違いしやすい要因の一つではないでしょうか。
アメリカでやブラジル各国では、スペシャリティコーヒー協会があり、そこで品評会を行い。定義もあきらかにしています。もちろん日本にもスペシャリティーコーヒー協会があります。
日本人のこだわりが育てたスペシャリティーコーヒー
日本には独自のコーヒー文化があり、昭和の時代からある「純喫茶」に代表されるこだわりのあるコーヒー専門店が数多く有りました。美味しいコーヒーの3つの条件である生豆の品質、焙煎、そして適切な抽出、これを行っているお店が日本にたくさん存在していて、これが今のスペシャリティーコーヒーの火付けになったという説が有ります。
つまり逆輸入というわけです。
まとめ
日本と世界では常にコーヒーブームにずれが起こっており、それが、一般にはわかりにくい結果になっていて、一部のコーヒー好きの間でだけ語られているような気がします。しかし個人的にはそれでいいと思います。ブームに流されずに自分の感性に従ってコーヒーを楽しむことが大事だと思います。コーヒーの流行はどれもまだすたれたわけではなく。それぞれの好みで選択肢が増えているというのが現状でしょうか。
もしくはその時のシーンにあわせていろんなコーヒーを楽しめる現在はコーヒー党にとっては、いい時代といえます。
そして第四の波も、もうすぐそこまできているそうです。
いかがでしたでしょうか、今回の記事はあくまでコーヒー好きの筆者の考察であり、専門的な引用はできるだけ避けてみましたので、間違いや、ご指摘が多数あるかと思います。皆様のご意見やあたたかいコメントをいただけたら嬉しく思います。
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