僕はコーヒーがのめない⑥を読んだ感想
僕はコーヒーがのめない第6巻では前回に引き続き「ブルーマウンテン」のお話から始まります。世界最古のスペシャリティーコーヒーであるブルーマウンテンコーヒーがいかに魅力的な可能性を秘めたコーヒーであるかが語られています。
後半では、美味しいコーヒーの2つ目の要素である焙煎について詳しく描かれています。
主人公「花山太一」の父は日本のサードウェーブをけん引するほどの焙煎師である。
ここでは、焙煎の魅力が詳しく描かれています。
そして「王様コーヒー勝負」の行方を左右する焙煎とは?
僕はコーヒーがのめない第6巻のあらすじ
最高のコーヒーを競い合うプロジェクト「王様コーヒー」対決にむけて、準備を進める、花山達TDC。対するRDC主催の天堂周五郎が王様コーヒーに向けて選んだ豆は、「カリブの宝石」と称されるジャマイカの高級コーヒー・ブルーマウンテンだった。しかし、現地ジャマイカを訪れた一行は、日本とジャマイカが抱えているコーヒーにまつわる不都合な真実を知る。
コンビニコーヒーのお話
現在のコーヒーブームの引き金であり、けん引し続けているのは間違いなくコンビニのコーヒーでしょう。
金額を抑えて、最高のコーヒーを提供しています。
流行らないはずはありません。
前半はブルーマウンテンのお話で後半はコーヒーの焙煎(ロースティング)のお話だと冒頭で言いましたが、実は中盤にコンビニのコーヒーのお話が盛り込まれておりこれがとても興味深いものでした。
コンビニのコーヒーにはドリップ式とエスプレッソマシンを使ったタイプに分けられます。
まずローソンは「エスプレッソ」です。(MACHIcafe)
- ブラジルイパネマ農園を中心に、レインフォレスト・アライアンス認証農園産のコーヒーのみを使用。
- FNTASISTA(ファンタシスタ)と呼ばれるローソン独自のコーヒー資格試験があり、抽出、知識などを教育。※一部店舗を除く
- 抽出にはエスプレッソの本場イタリアのカリマリ社製ローソン仕様にカスタムメイドされています。ルンゴと呼ばれる抽出法です。
- ルンゴとは、エスプレッソ抽出法の一つで、エスプレッソ用に引いた豆に通常の倍の湯を使い、長めの時間で抽出したもの。
店員向けに独自のコーヒー資格があるのはすごいと思います。
ファミリーマート(FAMIMACAFE)
- エスプレッソ抽出(ルンゴ)
- ドイツ製のエスプレッソマシンを採用。
- 浄水器仕様し水にもこだわり、
- ブレンドにもこだわり、
- 豆の鮮度にもこだわり、
- そしてファミマ専用独自のオリジナルマシンで抽出にもこだわっています。
セブンイレブン(SEVENCAFE)
- 専用ドリップマシンを使用。
- コーヒー豆の渋皮をとる磨き工程がある。
- 豆はウォッシュドで精選されたアラビカ種100%。
- クリアな味わい。
- 焙煎豆の鮮度を重要視。
どうですかコンビニにコーヒーを買いに行きたくなりましたか?
後半のお話「コーヒーの焙煎」
おいしいコーヒーのために焙煎は最も重要な工程です。
優秀な焙煎師には豊富なコーヒーの知識と焙煎の経験による感が必要となります。
主人公の花山の父、花山大吉は自他ともに認めるサードウェーブ用焙煎の名人です。
しかし、がんこで人の意見をなかなか受け入れません。
「お王様コーヒー」対決の行方が気になるところですね。
サードウェーブ用の焙煎とは?
サードウェーブの特徴は、コーヒー豆の高品質にあります。
ゆえに味を最大限に引き出すためには朝煎りの焙煎が必要になります。
セカンドウェーブのヘビーローストとはそこが違います。
抽出の方法も、マシンではなく、ハンドドリップが主流になります。
いかがでしたか?
いよいよこの漫画も7次の巻で最終巻となります。コーヒー対決の行方は果たしてどうなるのでしょうか?
最後までお読みいただきありがとうございます。
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